水野由結ちゃん大好きブログ

BABYMETALのYUIMETALとして活躍中の水野由結ちゃんが大好きでしょうがない人のブログです。

カリフォルニア旅行記 (9/9)

ライブが終わった。私は呆然としていた。STONE SOURのファンの女性たちに場所を譲り、後ろへ下がって一旦屋台エリアを放浪していた。今やれることをやりきった。もはや、今の非力な私では由結ちゃんのライブやイベントを全通なんてできないが、由結ちゃんを想う気持ちは世界一でありたい。サンディエゴの夕陽を見ながらそう想った。

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正気を取り戻し、STONE SOUR の極上のヘビーメタルを聴いてとてもエキサイトした。June 20 と日付の入ったTシャツを買った。本当に残念だったが、メインのKornさんは聴かずにホテルに戻ってひとっ風呂を浴び仕事をした。日本では平日の午後の業務をしているのである。気持ちはふわふわしていてとても幸せであった。日付が変わったくらいまで仕事をしたと思う。すぐに帰られるように荷物をまとめ、ベッドに横たわった。

朝の5時。チップを置き、メモ帳にとにかくここに泊まった人間は幸せのうちにこの部屋を後にしたんだろうとベッドメイクの従業員に想像させるメッセージを一言添えた。まだ外は暗かった。ロビーの裏窓からキーを返しチェックアウトを済ませ、クルマに乗り込んだ。途中、空が白んだきたあたりで渋滞に巻き込まれたり、霧に包まれたりしたが、なんとか無事にLAに入った。交通量も格段に多くなってきた。高速を降りた後、営業所の検索を間違えたこともありかなり彷徨ってしまったが、なんとかこのクルマを借りた営業所に戻ってこれた。同時に出発の時のワクワクの気持ちを懐かしんだ。返却は、とりあえず誘導されたところにクルマを停め、チェッカーに走行距離や車内を確認され鍵を渡して完了。レシートはメールで送るわというようなことを言われた。なんて簡潔で賢いのだろうか。ちょうど来たシャトルバスに乗り空港へ降り立ったのが8時半。出国では靴まで脱いでスクリーニング。ロビーでまったりしたりピザを食べた後、飛行機に乗り込んだ。特にトラブルもなく離陸。機内ではすぐに朝食が出た。空港ロビーでのピザは余計であった。

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おしまい

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カリフォルニア旅行記 (8/9)

VIP入場の後、17時入場が1時間早まり16時入場に。Fast Pass を持ってる人は列のスタートより一番遠いゲートにあるFast Pass 専用ゲートから入ると案内されたが、フタを開けてみたらどのゲートでもOKになりそうだなと勘が働き、一番手前のゲートから入るつもりでいた。Goが出た瞬間、「Any gates OK!」とスタッフ。やっぱり!手前のゲートに入って手荷物検査をパスしてダッシュ!事前にダービさんが「ステージ手前でリストバンドつけるわよ」と内緒で教えてくれていたので、迷うことなくリストバンドのテーブルへ。リストバンド付けた順にステージ傍に並び直し。私の熱意を感じてくれたアメリカンのおおらかさに助けられた。いかに日本が横並びで非情なことか......。

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そこからまた20分くらい待たされた。最前中央はVIPで入ったベビメタファンが固まっていたが意外と少なく、2ポジくらいは余裕そうだし、1番だからなんとかなるだろうとホっとしていたが、向こうの下手に同じく列を作ってる集団!下手にも列があったとは。これはまだ油断ならぬと唾をごくり。入場OKになりリストバンドチェックをパスしすぐさまダッシュ!スタッフが叫ぶ「Don't RUN!!!!」の嵐の中ちょっとスローダウンしたふりをしつつなんとか由結ちゃんポジションゲット!隣は下手からきた3人の女性。聞くと同じくゲスト出演するSTONE SOUR のファンだという。その女性たちを BABYMETAL の時だけチェンジしてくれとなんとか口説こうとするベビメタ海外勢。頑として耳を貸さない女性たち。そんな中ゲスト1組目の ISLANDER さんたちの演奏が始まった。ワクワクも手伝ってなかなか楽しく、若いバンドだけあってよく頑張ってた!2組目の Yelawolf さん。凄腕のDJとラッパー。オールディーズなアメ車のセットがオシャレで、高速ラップの圧巻なステージ。音の出力が強く、目の前がスピーカーだったので鼓膜が破れるかと思ったがなんとか持ちこたえた。そしてとうとう BABYMETAL の登場!

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Yelawolf さんのバックドロップが剥がされ、BABYMETALのそれが顕に。盛り上がるファン。先に神バンドが登場。正直に感じたのは、前の二組と較べるとやはり日本人は背が小さい。しかしそんなことお構いなしに音楽で渡り歩いてる人たちである。外国人だということを払拭するようなステージを期待。下手奥では円陣のような感じで3人が向かい合ってる姿が見えたのでつい「ゆぃゆーぃ!」が出てしまった。18歳になった由結ちゃん。なぜこうも私は由結ちゃんをお祝いしたくなるのだろう。私には祝意を表すやり方がこれしかない。ライブの詳細な内容はYoutubeをご覧あれ。近年、グループとしては聖誕の類を排除してきたが、サポートアクトにも関わらず、いやだからこそかも知れないが、すぅちゃんがMCで「今日は特別な日」としてくれた。HAPPY BIRTHDAY YUIMETAL!! 私も含め、そこにいたファン、そして日本や世界の至る所で中継を見ていた人たちの気持ちはこれだったと思う。特にちょうどこの日にライブが開催されるのはこれまでになかったので、やはり心持ちが違っていた。この日を特別な日として迎えた5年目、まさかこんな世界規模で幸せな日になるなんて、Zepp Tokyo の時は想像もつかなかった。何度も何度も祝意の言葉を叫んだ。なぜ私は今アメリカにいるのだろう。特別な由結ちゃんがそこにいるからに外ならない。

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カリフォルニア旅行記 (7/9)

もう慣れた道。朝焼けの中、会場であるマットレス・ファーム アンフィシアター着。クルマをゲートの正面に横付けし、とりあえず前日に収集した情報の通りのボックスオフィスの先の建物の陰には並ばず、ゲート前に椅子を置いて座っていた。辺り一面朝焼けから少し経った、強い陽射しが予想できる空模様。ちらほらと従業員の人たちも見えてきた。水のジェットで地面の掃除をする2人組、カートで行ったり来たりして忙しそうな人、ゲート前に広がるテーマパークの駐車場でSUVを乗り回してる人など。やがてそのSUVを乗り回してる人に呼ばれた。チケットを持ってたらこの駐車場の入り口の向こうにある広場がコンサート来場者のための駐車場(と言ってもただの荒れ地)だからそこに停めてくれ、どこから来たんだ、など。日本から今日のコンサートのために来たというと驚いた様子で、自分はメキシコとドイツと日本にルーツがあると言って喜んでくれた。先祖がサワシマだっただろうか、そんな日本名を口にしていた。とりあえず駐車場の秘密の入り口を教えてあげるからフォローミーと言うので、クルマに乗り込んで付いていった。荒れ地の駐車場のゲートは閉まっていたが確かに抜け道があってそこから入って停めろと言う。言うとおりにして感謝を言い、必要な荷物だけ持って再びゲート前に座り込んだ。サワシマさん(仮称)は再びだだっ広いテーマパークの駐車場をグルグル回っては暇を弄んでいた。水のジェットで掃除している2人組が話しかけてきた。スペイン語だったのでよくわからなかったが、移動しろという感じだった。とりあえずボックスオフィスの先の建物の陰に移動した。そこにいると水が流れてくるぞ、と言うことだったのだろう、ジェットで掃除を終えた水は、あっと言う間に座っていたところを浸りきってしまった。とりあえずここにいればいいか、あと10時間くらい。サワシマさんは従業員の女性とかれこれ30分くらいずっと喋っている。土地の持ち主なのだろうか。

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そのうち若い男女二人が来た。あなたコンサートのために並んでるの?と聞かれたので、Yes、ここが列の先頭だよと答えた。聞いたらKornのファンとのこと。とりあえず私の次に座り込んでわーわー喋っている。なぜか強まる孤独感。が、気づいたら10時。ボックスオフィスにチケットを引き換えに行った。スマホで予約した画面とパスポートを見せ、無事に引き換えて戻ったが、どうやら10ドル払えば優先入場出来るような項目を見たので再びボックスオフィスに向かったら何やらカラフルな集団が。BABYMETALのファンだった。彼らはどうやらゲートの前に陣取っていたので、こちらに並ばないといけない旨伝えに行った。列も一気に賑やかになり、太陽もすっかり上りきって、暑くなってきた。

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列も各々の記憶頼りになり崩壊、すっかりガヤガヤして色々な人との交流会となっていた。海外の他の場所で会ったことのある人、初めましての人、BABYMETALのこと、さくら学院のことやその他雑談。由結ちゃんの誕生日を祝おうと、思い思いのグッズを持ち寄っていた。そのうちあっと言う間に昼下がり。陽の高さも垂直よりわずかに夕陽の様相を帯びて傾いて来た。警備の人も増えリーダー格のおばさんが注意事項などを叫んだり、前日に会ったボックスオフィスのおばさんダービさんが内緒で出演スケジュールを見せてくれたり、嫌が応にも盛り上がってきた。

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カリフォルニア旅行記 (6/9)

「OH!! SHIT!!」が口をついて出た。クルマまで必死にダッシュするも発進されてしまった。しかしその陰から私のレンタカーが…….ああ勘違い。同じ色の私のより少し大きなクルマが手前に停まってただけだった。陰になって見えなかったのだ。とても焦ったが良かった……一瞬で色んな事が頭をよぎった。賠償金、これからの足が無くなるツラさ。安堵も安堵。また誘導員の彼の元へ戻り、アメリカンな感じで戯けるしかなかった。

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そんなこんなでいい時間になったのでホテルに戻り無事にチェックイン。外ベランダから入るタイプのホテルだった。とりあえず日本時間に合わせて仕事を始め、日付も変わり19日午前4時くらいに就寝。でも再び起きたのは6時過ぎくらい。なぜか。やらねばならないことがあったのだ。8時に日本では6月20日の午前0時になる。そう、由結ちゃんの誕生日を日本時間でお祝いするのだ。7時45分に毎年やってる「ゆくゆい くるゆい」。8時ジャストに日誌コメントからのおめでとうRT。なんとか毎年通りやり終え、とりあえず朝食を頂きに食堂へ。20人でも入れば満席になりそうな狭い食堂。セルフのワッフル焼き機初体験。食べるもの全てが並みな味に満足し、食堂を後にする。食堂から通じる中庭のプールでは子供たちが早くも水遊びに興じていた。また部屋に戻り Do not disturb にて14時くらいまでおやすみ。クルマに乗り込み近くを散策からの再び現地確認。特に並んでる気配もなかったので戻り、ホテルの隣にあるガススタンドでガソリンを入れつつお買い物。サンドウィッチと水、スニッカーズ。アメリカのガソリンスタンドはとにかく前金制。クルマを停めたらレジに行って先に20ドルか40ドル払ってからガソリンを入れ、なんとなく終わったらお釣りをもらいに行くというシステム。面倒。なんとかアメリカでのガソリン入れ初体験を済ませ、部屋に戻ってテレビを見ながら食べたサンドウィッチがまぁ見事なまでに美味しく無い。まあ致し方なくうだうだ過ごしてたらなんだか外が騒がしい。どうやら続々とKornのファンやBABYMETALのTシャツを着てる日本人がこの会場に最寄りのホテルに到着したようで、窓の外にちらほら。ヤツらはどういう行動を取るのだろうか、とブラインド越しにそわそわしながら、日本では始業し始めた時間だったので仕事の連絡が来始めたので捌いていった。仕事が収まったのがアメリカでも20日になり午前2時くらい。風呂に入り少し睡眠を取って朝5時過ぎにクルマに乗り込んだ。さあ、始まるぞ。

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カリフォルニア旅行記 (5/9)

さて、ここからは一人。当初の予定の始まりである。空港の駐車場でしばらく瞑想にふけりつつ、Googleマップを確認。時間はたっぷりあったので行ってみたかったサーフポイント『ザ・ウェッジ』へ1時間くらいの小さな旅。天気は曇ってきてしまい、事故渋滞に巻き込まれ2時間も掛かってしまったが、湘南とはレベルの違う街の雰囲気とゴージャスさ、ああリッチな人しか住めないんだな、というロケーションに舌を巻きつつ、ポイントの近くにクルマを停めた。外へ出てみると風もそれほどなかったのであまり期待もしなかったのだが、緑地を抜け浜辺へ出てみると、綺麗な薄茶色の砂と貝殻、それと海藻も打ち上げられていて、それなりにウェッジらしい荒くれた波を見ることが出来た。しばらくサーファーの無茶なサーフィンを見たり写真を撮ったりして20分ほどリフレッシュ。砂と貝殻をクロレッツタブレットの空き缶に入れ、またクルマに乗り込んだ。

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さて、観光も終わり、ここから本腰を入れてカリフォルニアを南下し、メキシコ国境の街チュラビスタへ行かねばならない。ここから2時間半、渋滞したら3時間、高速道路である。運転も慣れてきた頃、油断大敵、気を引き締めなければと思ってフリーウェイに進入、新たに気合いを入れ直してアクセルを踏み続けたが、郊外を過ぎればほとんど真っ直ぐ。どんどん道も空いてくるし、なんだかんだでスピードも出して楽しんでクルマを転がす事ができた。気づいたらサンディエゴ、チュラビスタの EXIT への脇道へ吸い込まれていた。

一般道に入ってから道を間違えたりしたが、なんとかチェックインの1時間前にホテルに到着。古めかしい外観。一旦駐車し、観音開きの自動ドアの玄関からロビーへ。内装も古めかしい。すでにチェックイン待ちの並びができていて、5分ほど待った後、受付のお兄さんに確認。まだベッドメイクが出来ていないとのことで、再びクルマに乗り込み、現場確認などで時間を潰した。

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当初はレンタカーを借りる予定ではなかったので、ここから1時間ほど歩いて会場まで行こうと計画していたが、とんでもない。ロサンゼルスより断然に強い太陽が、そんなことをしたら体力を全て消耗させることを簡単に予想させた。しかしロサンゼルスより空気がカラっとしていて風もさわやか、メキシカンな雰囲気の茶色い山々。年中こんな気候が続いてるそうで羨ましい限り。そんな景色を楽しみながら5分ほどでだだっ広い現場に到着。とりあえず会場周りを回ってみた。会場に隣接するテーマパークの駐車場に誘導員がいたのでクルマを横付けして彼と少しお話し。
も「こんにちは。私は明日のコンサートのために日本から来ました」
誘「本当!?そりゃすごいね!」
も「それで1番に並びたいんだけど、だいたいいつも何時くらいに並ぶのかな?」
誘「おお、そういうことね!昼過ぎじゃないかな?」
も「なるほど。先頭はどこから並ぶんだい?」
誘「あそこのチケットボックスの向こうの建物の緑の扉あたりだよ!」
も「そうなんだ、ありがとう。チケットボックスのまわりを見たいんだけど」
誘「ああ、いいよ!」
という感じの、日本にはないバイトの決定権と心の広さ(笑) 小山になってる会場内に歩いて入ってボックスオフィスと入場ゲートを確認。そこでしばらくウロウロしてたら後ろから
「ヘイ!何してるの?!」
とおばちゃんの声が。振り向いたらサングラスをかけながらこちら見ているようなので、「Me?」とお返事。首を縦に降ったので、近付いて事情説明。明日のコンサートのために日本から来たと言ったら大変驚いていた。さっきの誘導員の彼との話で、だいたいの入場のイメージは掴んではいたけど、再度このおばちゃんにも確認。誘導員の彼と言ってることは変わらないようだが、色々とお話ししてたら気に入ってくれて名前を聞かれ名刺を頂いた。ボックスオフィスで働いているダービさんという。「See you later」って事でお別れ。再び誘導員の彼ところで彼とお話。日本の寿司が好きだ天ぷらが好きだ桜が綺麗だ、と他愛もないお話しをしてたら、ふと目に飛び込んできたのは不審な男が私のクルマに乗り込む現場!

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カリフォルニア旅行記 (4/9)

出口を塞ぐつもりなのかと言いたくなるくらい、出口に接近したホットドッグ屋のいい匂いに負けそうになりつつ、足早にクルマを取りに行った。暗がりの駐車場、80年代ならいかにも襲われそうな雰囲気の駐車場だが、平穏に敷地を出て、会場前で連れをピックアップ。近くのデニーズに再びクルマを停め、遅いディナーをあれこれを話しながら食した。その時点でグロッキーだったのに、更に大変だったのはその後の暗黒の高速道路であった。あとで聞いた話によると、アメリカの大都市部の運転は相当荒いのだそうだ。昼ですらおっかなびっくりだったのに、夜の高速道路は明らかに光量が足りない…ブレーキライト頼りに道を推測するかのように走る。分岐に至っては日本のようにブリンカーライトがあるわけでもなし、目印は看板のみなので昼よりも間違ってよく出口の道に入ったりしてしまった(まあ無料なのでまたすぐに乗れるのだけど)……。

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それでも無事に、ホテル近くの出口を降りた時の開放感は格別だった。二人で安堵感に包まれながらホテルに戻って風呂に入り、ベッドに横になれたのは深夜3時ごろ。飛行機での長旅、着いてすぐに運転というハードスケジュールに疲れた身体は、これ以上の活動を許さなかったようだ。

とは言え起きたのは9時頃。熟睡出来たので体調は良く、そして今日も良いお天気。ロサンゼルス2日目はアナハイムのディズニーランドへ。とにかくディズニー大好きな連れがどうしても行きたいというので、スケジュールに組み込んだのだった。またもやクルマを飛ばし、1時間ほどで現着。巨大な立体駐車場からウキウキな連れ、そこからトラムに乗ってパーク入り口へ向かう広大さ。そこは2つあるパークの入り口が左右に分かれていると聞き驚愕。カリフォルニア・アドベンチャー・パークの方へ入場。ファストパスで効率よく色々なところを回ることができ、水系のアトラクションでは水浸しになったりした。色々乗った中で一番面白かったのは、日本にはないカーズのアトラクション。トロッコカーに乗ってゆっくり出し物を楽しんだと思ったら、途中で二手に分かれて合流した所でカーレースがスタート!爽快感が気持ち良かった。日本にはない噴水プロジェクションマッピングのカラー・オブ・ザ・ワールドも見て楽しんだ。連れは感動しきりであった。

思いの外楽しんで、気づけば夜の22時。帰りのトラム乗り場の前のチュロス屋さんでチュロスを買って食べながらトラムに乗り込み立体駐車場へ。また夜の高速道路と格闘しながら、なんとかまた無事にホテルに着き床についた。

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18日、朝。荷物をまとめてチップを置き、部屋を出てホテルの食堂で朝食。特にオレンジジュースがとても美味しく何杯かおかわり。食後、ホテルの裏にある暖炉やプールを見ておいてからチェックアウト。今日でお別れの連れを空港へ送った。とにかく最後まで事故なく連れをクルマから降ろすことができた時、心底ホッとした。日本で再び会うことを誓い、見えなくなるまで見送った。

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カリフォルニア旅行記 (3/9)

たびたびツイッターに上げられてた正面入り口は封鎖されていて、会場に隣接されている駐車場に続く裏口からの入場だった。そこに並ぶ人、人、人。どの人も全て米国内から来たと思われる人ばかり。毎回この光景には心揺さぶられるものがある。ビデオを回しながら「由結ちゃん、よかったね」と心の中でつぶやいていた。

厳重なセキュリティーチェックを通り、さて入場だ!と思ったのもつかの間、紙チケットのバーコードリーダーからエラーのビープ音が……!! なんと「このチケットは使われてるからお前は入れない」と言われてしまった!! 茫然自失、目の前真っ白、足も震えてきたところで係員のお姉さんが「どうしたの?」て尋ねてくれた。とにかく身の潔白を証明するためにパスポートを見せ、データベースを調べてもらったら私が本人だと証明されて「君が正しい」と言って入れてくれた。これ日本じゃ融通効かないヤツや…とアメリカのおおらかな部分に感謝し、なんとか入場することが出来た。

さて会場内はすでに人でいっぱい。色んなところを練り歩きながら会場内の雰囲気を楽しんだり、バー付きのテラスに出たりしてまったりしたりした。前座の Hellyeah さんのライブが始まったのが夕景鮮やかな午後8時。なんだ急ぐ必要なかったじゃんと、とりあえずピットに降りて両サイドの後方は踊れるくらい空いてたので上手側でまったりしていた。

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Hellyeah さん長いなぁと思いつつもここはアメリカだぜゆっくり行こうやと思いつつ。バックドロップ(ステージ背面の大きな旗)が Hellyeah さんから BABYMETAL に変わると歓声が。神バンドが登場、やがて、やっと、ついに BABYMETAL の3人がステージにやってきた。

始まりがなんと21:30。いくらアレでもあまりに遅すぎやしませんか?由結ちゃん眠くなっちゃう!と心配しながら内容としては息もつかせぬノンストップライブ!そりゃ早く終わりたいししょうがない(笑) 目玉としては未公開曲『From Dusk Till Dawn』の初披露だったのでしょうか。後で知った話ですが、海外盤に収録されている曲だとか。おお、そんな曲があったとは知らなかった。いけませんね。後ろでワチャワチャとはしゃぎ上手/下手に移動しつつまったりと楽しんだ。

アンコールも含め1時間30分ほどのステージ。終演は23時ほど。遠くからだったけど落ち着いて俯瞰的に見れてなかなか良かった。多くの日本人ではない人たち、男女の大人、子どもたちが BABYMETAL を思い思いに楽しんでいる。こんな光景を目の当たりにし、感動と由結ちゃんたちへの畏敬、畏怖の念に駆られる気持ちが相俟って、なんだかよくわからない感情のまま会場を後にした。

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カリフォルニア旅行記 (4/9)へ続く