水野由結ちゃん大好きブログ

BABYMETALのYUIMETALとして活躍中の水野由結ちゃんが大好きでしょうがない人のブログです。

カリフォルニア旅行記 (2/9)

約11時間のフライトを終え、厳しい入国に多少のハプニングがあったものの、無事にロサンゼルス国際空港(LAX)の Arrival を通過、アメリカの地を20年ぶりに踏む事ができた。その前は10代の頃に人生初の海外旅行でもあった、こことは真反対に位置するニューヨークであった。空港に降り立つと一番に感じる外国の独特な匂いは毎回「ああ外国に来たんだな」と実感させられる。両替を済ませ外に出ると、様々なレンタカー会社のシャトルバスが横付けされていた。ちょうど来た『Hertz』のシャトルバスに乗り、10分くらいで広大な営業所に到着した。お昼過ぎ、天気は快晴。

受付でプリントアウトしたコンパクトカーの予約票を見せたが、ワンランク上のクルマを勧められた。いやいや荷物もこれだけだしコンパクトで十分だと言ったものの、英語での疎通がままならなかったのも手伝い、アップセルされて押し切られてしまった。No と言える事の大切さを実感。これ以降がんばるぞと心身構えた。

仕方ないので普通車ランクを借りることにし、受付の外に出た。エリアが指定されてたのでそこへ行ってみる。しかしその後どうすれば良いかわからない。近くに従業員のおばちゃんがいたので尋ねてみると、どうやらすでにキーは車内にあり、クルマを選んで勝手に乗って行っていいそうな。なんとおおらかなクルマの貸し借り。自動車(それと石油も)がないとやっていけないアメリカのお国事情をそこで即座に感知した。

選んだのはどうせならとアメ車、クライスラー200。シフトレバーが円形の選択ダイアルになっていて少し戸惑ったが、とうとう外国での初めての運転、D にダイアルを合わせ、左ハンドルを回し、右側を走行し、まるで高速の料金所みたいな出口へ進んだ。列は遅々として進まず、他の列に変えたりした。なんでか3ドル払わされて一般道へ出た。

まず目指したのは LAX 付近のホテル。Hertz の営業所から10分ほどで、慣らし運転にはもってこいだった。なるほどなるほどと頷きつつ、GoogleMap をカーナビにし、なんとかホテルのパーキングに駐車場することができた。

交通ルールで驚いたのは、交差点での右折(日本での左折)は信号が赤でも行けそうであると判断できれば曲がってもいい(らしい)こと。なんと合理的。日本で全く運転しない事が功を奏したのか(実に2年ぶり)、すぐにこちらの交通ルールに順応できた。日本車がとても多い。6割くらいは日本車だったような気がする。

ホテルで一旦汗を流し、Palladium を目指すべくまたクルマに乗り込んだ。と、その前に現地 SIM を調達しなければならない。アメリカでは空港のあるプリペイド SIM カードの販売所より家電量販店で買うのが良いらしい。GoogleMap で調べると、ホテルのすぐ近くに Best Buy という家電量販店があるらしいので寄ってみると、これまた広大なショッピングモールの一店舗として鎮座していた。

日本で言うPCデポのような店構えで、とにかく天上が高くて広い倉庫のようであった。店先で何かを修理している店員さんに SIM カードはありますかと尋ねると、あそこにあるぜ!ってな感じで教えてくれた。礼を言い、たっぷり 10GB の商品をレジを持って行ったが、レジの店員さんに別のメーカーのものを勧められた。とにかく私の iPhone SE で繋がればなんでも良かったのでそれをアクティベーションしてもらうことに。レジ係が「彼女がアクティベーションするわ」と言い、別の店員が登場、SIM カードを取り出して設定をしてもらったがどうやら雲行きが怪しい。10分くらいして「なんだかよくわからないけどインターネットに繋がらないわ、こっちの格安スマートフォンを使えば確実に繋がるのだけどどう?」と提案された。一生懸命やってくれたし、悪意はない様子だが、SIM カードのお金は払っちゃったしそんなはずはないと設定を確認、最終的に UQmobile のプロファイルを削除したら繋がった。そりゃこちらの事情だからわからんよね。店員さんとも喜び合い、ガッチリ握手して安定したモバイル環境で店を後にした。

クルマに乗り込む前に小腹が減ったので隣の食料品店へ。ここもだだっ広く、品揃えも豊富、裕福な店内であった。見るだけでもとても楽しく、長居したい気持ちが強くなってきたが、時間があまりなかったので、焼きたてピザとつかみ取りクッキー、怪しいフルーツジュースを買い、クルマに戻って貪った。

とにかく会場へ急がねば。予約した駐車場の時間も過ぎてしまっていた。しかし焦りは禁物、事故ったら元も子もない。GoogleMap にHollywood の会場近くの駐車場の住所を打ち込み、シフトダイアルを R から D へ!ほどなくフリーウェイ、つまり高速道路に合流した。

高速道路は本当に驚いた。車間距離を取らないのはもちろんのこと、ウィンカーは出さないわ、車線変更は一気に3車線くらいは余裕でするわ、日本だとヤンキー認定されるような走りばかり。「かも知れない運転」が美徳とされる日本とは真逆で、物理的に問題なければ OK でしょってな感じ。おっかなビックリだったが、意外と、いやかなり渋滞もあったり、その間は落ち着く事もでき、なんとか Hollywood 近辺に到着。ここが有名なハリウッドかあ、という感傷に浸る暇もなく駐車場にクルマを停め、足早に会場へと向かった。

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カリフォルニア旅行記 (3/9)へ続く